国民年金基金に加入していた両親をみて老後について考え始めた

国民年金基金に加入していた両親をみて老後について考え始めた

最近老後に関して自分の中での感心が高まってきました。
子供が生まれたことももちろん大きなきっかけですが、年齢も今年30代後半に突入することも大きいと思います。
何より、少子高齢化や社会保険に関してあまり明るくないニュースを最近聞くことが増えてきたせいか、自分が高齢者になった時にどんな世の中になっているのか不安に感じることが増えてきました。
また同時にそんな時に子供達の迷惑にならないような自分でいたいと強く思うようになりました。
今より大変だといわれている世の中で生きていかなければならない子供達の迷惑にはなりたくありません。。。
今から自分でできることから少しずつでも始めていきたいと思いました。

国民年金基金に加入していた実家の両親

実家の両親が最近初めて年金をもらったそうです。
幸い実家の家業がうまく続いており、当面年金を使用する必要がないとのことでした。
定年がないというのは自宅で自分の会社を運営している人の強みですね。会社員夫婦の私たちとしては羨ましい限りです。
それでも父が始めた会社がうまく起動にのるようになるまで大変だったことを、一緒に暮らしていた私自身が一番よく知っています。
今ゆったりと暮らせている両親をみて、その時の努力が実を結びよかったと思うと同時に尊敬の気持ちでいっぱいです。
両親は事業を始めたばかりの頃から国民年金基金に加入していました。
母がしっかりしており、将来のことを考えて加入したそうです。
両親それぞれ一人になっても日々の年金のみで暮らしていけるだけの分加入してくれていました。
厚生年金とは違い、夫婦でも一人一人自分の分の基金を払うのは大変だったと思います。
私は当面フリーランスになる予定はありませんが、いつ自分も国民年金のみになるかわかりません!
国民年金基金というものがどういったものなにか知りませんでしたので、自分なりに調べてみることにしました。

国民年金基金とは

国民年金基金のサイトはこちらになります。
概要を一部抜粋させていただきました。
国民年金基金とは、会社員等の方との年金額の差を解消するために創設された公的な年金制度です。
国民年金基金制度は、国民年金法の規定に基づく公的な年金であり、国民年金(老齢基礎年金)とセットで、自営業者など国民年金の第1号被保険者の老後の所得保障の役割を担うものです。
掛金は、全額が所得控除の対象となり、所得税や住民税が軽減されます。一般の個人年金が最大で年額4万円(平成24年1月以降に契約した個人年金)までしか所得控除されないのに比べても断然お得です。
国民年金に上乗せして厚生年金に加入している会社員等の給与所得者と、国民年金だけにしか加入していない自営業者などの国民年金の第1号被保険者とでは、将来受け取る年金額に大きな差が生じます。

国民年金満額(2018年)
20才から60才まで40年間払い続けた場合
年額:77万9300円
月額:約6万4941円

夫婦二人合わせても13万円ほど。さらに厚生年金とは違い、国民年金のみの夫婦の場合どちらかが亡くなった場合自分の払った国民年金のみになってしまいます。
老後に夫婦で必要な最低生活費は22万、最低生活費なので25万ほどは必要といった記事をよくみかけました。
シングルの場合は15万ほどだそうです。
自営業者の場合、夫婦でもシングルでも国民年金のみで生活していくのは現実的ではないことが数字をみても明らかですね。

厚生年金の受給額(2019年)
2019年の厚生年金(老齢厚生年金)の男女合わせた平均受給額は14万7927円だそうです。
男性の厚生年金(老齢厚生年金)の平均支給額は16万6863円。
女性の厚生年金(老齢厚生年金)の平均支給額は10万2708円。
男性の厚生年金(老齢厚生年金)の平均支給額16万6863円に、専業主婦(妻)の国民年金分6万4941円を合わせると23万1804円となります。
なんとか夫婦で老後生活していける金額となりました。それでも持ち家かどうか、治療を必要とするかなどで厳しい方もでてきそうな金額ですね。

厚生年金(老齢厚生年金)のざっくり計算式
厚生年金(A) = 平均年収(万円)× 加入期間(年)× 0.005481
国民年金(B) = 77万9300円
(A)+(B) = 年金受給額
ニッケイスタイルより

加入期間38年とした厚生年金(老齢厚生年金)の平均支給額
生涯平均年収700万の場合 年額223万円 月額18.6万円
生涯平均年収600万の場合 年額202万円 月額16.9万円
生涯平均年収500万の場合 年額182万円 月額15.1万円
生涯平均年収400万の場合 年額161万円 月額13.4万円
生涯平均年収300万の場合 年額140万円 月額11.6万円
生涯平均年収200万の場合 年額119万円 月額9.9万円

この年金額の差を解消するための自営業者などの上乗せ年金を求める強い声があり、国会審議などを経て、厚生年金などに相当する国民年金基金制度が平成3年4月に創設されました。
これにより、自営業などの方々の公的な年金は「二階建て」になりました。

国民年金基金の掛け金について

国民年金基金の掛け金についてはこちら
私なりにまとめてみました!

国民年金基金の給付の種類

終身年金A型・B型、確定年金Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型・Ⅳ型・Ⅴ型の7種類があります。
自分が何口加入するかによって受け取る年金額が決まります。
1口目は、終身年金A型、B型のいずれかを選択します。
保証期間のあるA型は、年金受給前または保証期間中に亡くなられた場合、遺族の方に一時金が支給されます。B型には保証期間はありません。
2口目以降は、終身年金のA型、B型のほか、受給期間が定まっている確定年金のⅠ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型、Ⅴ型から選択します。

A型:65歳支給開始。終身年金(15年保証)
B型:65歳支給開始。終身年金(保証期間なし)
Ⅰ型:65歳支給開始。15年確定年金(15年保証)
Ⅱ型:65歳支給開始。10年確定年金(10年保証)
Ⅲ型:60歳支給開始。15年確定年金(15年保証)
Ⅳ型:60歳支給開始。10年確定年金(10年保証)
Ⅴ型:60歳支給開始。5年確定年金(5年保証)

国民年金基金の決まり

・国民年金基金の掛け金の上限は月額6万8,000円
(※個人型確定拠出年金にも加入している場合は、その掛金と合わせて6万8,000円以内)
・加入者が指定した金融機関から口座振替によって納付される
・4月から翌年3月までの1年分の掛金を前納すると0.1か月分の掛金が割引される
・口数単位で掛金額を変更(増口、減口)することができる。ただし1口目を減口することはできない
・確定年金 (Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型、Ⅳ型、Ⅴ型)の年金額が、終身年金(A型、B型)の年金額(1口目を含む)を超えない

掛金月額表より掛け金と受け取る金額をこちらで確認することができます。
加入年齢が若ければ若いほど毎月の掛金は当然やすくなりますので、早めに加入される方がいいですね!!

30代女性で検索した場合

また、こちらより年金額のシミュレーションが行えます。

30歳の女性がA型3口、B型4口加入した場合
月々4万8460円の支払いです。
国民年金満額と合わせると月額14万8050円ほどの受給となります。
なんとか一人で老後くらしていける金額になりました。
夫婦で一人当たりこれだけ年金がもらえればかなりゆったりとした老後をおくることができますね!
毎月それだけの年金基金を支払うのは相当大変かもしれませんが、民間の個人年金などに加入せずに終身の年金保証をしてくれると考えると悪くはのではと思います。民間より潰れる心配もありませんしね!!
その安心感は大きいと思います。

 

年金基金を調べてみての感想

最近私も民間ではありますが、終身の個人年金に興味がありいろいろと調べています。
確定年金はすでに加入していますが、寿命が延びつづけている今、はやり終身の個人年金への加入が必要だと強く思うようになりました。
当然終身となると掛け金もそれなりの金額になります。
また、この終身の個人年金の話は別で書きたいと思いますが、ざっと年金基金を調べて思った感想としては、もし自分が一生自営業者として仕事をつづけていく立場だったとしたらすぐにでも加入すると思います。
2口目以降は加入後変更もできますし、支払える時はできるだけ支払い続けた方が将来安心した老後をおくることができますね。
自分が想像した以上の長生きをする時代です。
老後はなかなか想像することは難しいですが、今から少しずつ調べて将来に備えて来たいと思います!

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