ミレーナをつけてしばらくたちましたので、今回はミレーナをつけるまでの流れと感想をまとめてみました。
ミレーナをつけた理由と、ミレーナについての話はこちら
ミレーナ(IUS)の相談にクリニックへ
まずは相談に行ってみようと、ミレーナを取り扱っているクリニックへ行きました。
初回は私がミレーナを選んだ経緯などを説明し、先生の方からもミレーナをつける事に関して説明を受けました。
年齢を経てピルが合わなくなってきたことと、今後出産をする予定がないことを確認し、まずはミレーナを付ける前の検査をすることになりました。
今後出産の予定がある方でも、ピルなどが合わないなどの方はミレーナがつけられますが、妊娠した時にミレーナを取り外す必要がありますので先生と相談して決めるのが良いと思います。
検査内容は以下です。
・超音波検査
・子宮頸管粘膜液採取
・淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時
・微生物学的検査判断材料 など
超音波検査では子宮に問題もないとのことでした。
念の為に子宮頸がん検診もしてもらいました。
検査結果は10日後ほどでわかるそうですが、実際にミレーナを取り付けるのに適しているのは生理が始まって5日ほど経過したあたりとのことだったので、その頃にまた来院することになりました。
初回の診察では5,000円ほどで終わりました。
今回のミレーナも私の場合、保険対象内らしく2万円もかからないくらいだと教えてもらい安心しました。
子宮頸がんがASC-USとなりコルポスコピー検査を行う
生理から5日ほど経過して、出血も落ち着いてきたので検査結果の確認と、ミレーナを付けに病院へ行きました。
ミレーナについて話す前に、前回検査した子宮頸がん検診で、検査結果がASC-USと診断されました。
子宮頸がん検診でのASC-USとは
子宮頸がんとは、子宮下部の管状の部分を子宮頸部にできるガンのことで、子宮がんのうち約7割程度を占めます。
子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因とされています。
このウイルスは性的接触により子宮頸部に感染します。
HPVはありふれたウイルスとされており、通常HPVに感染しても、90%以上の人は免疫力の力で自然に排除できますが、10%の人ではHPV感染が長期間持続します。
その後、自然治癒しない一部のひとは異形成とよばれる前がん病変を経て数年以上かけて子宮頸がんへと進行していきます。
今回私が診断されたASC-USとは、細胞の形態が正常ではないが異形成と診断するには細胞の異形変化が少ないと判断されたグレーな所見です。
がんが疑われている所見ではなく、異形成が疑われている所見です。
その場合、コルポスポピー検査(子宮頸部を拡大してみるカメラを使用する検査)で、組織を再度検査します。
検査内容は、健康診断などで行なっている子宮頸がん検診と同じ感覚でした。
ただ、組織を採取するときにつまみとるので、少し痛みが私はありました。痛みとはいえない違和感といったほうが正確かもしれません。
我慢できないような痛みではないです。
コルポスポピー検査後は、出血がしばらく続くことがあります。
また、検査当日は運動や入浴は避け、シャワーを使うように言われました。
(性交渉も2週間ほどできませんよ。)
子宮頸がんはとにかく早くみつかることが大切です。
私は33歳から2年に一度だった子宮頸がん検診を、毎年みてもらうようにしていましたが、今回はじめて要検査となりました。
年間約1万人が罹患し、この病気で約 2,900 人が死亡しているそうです。
その人数も年々上昇しているそうなので、必ず2年に一度、できれば1年に一度は検診することをおすすめします。
結果として今回はASC-USは陰性でしたが、子宮頸がん検診に関してはこちらの婦人科で毎年みてもらう予定でいます。
また、右側の卵巣が少しはれているらしく3ヶ月後のミレーナの経過確認時に改めて確認してもらうことになりました。
ミレーナをつけていることで、定期的に婦人科へいく機会ができて良かったと思います。
検診後ミレーナを付ける
コルポスポピー検査後、ミレーナを続けて付けました。
正直コルポスポピー検査の方が痛みのような違和感があったので、ミレーナは特に問題なく付けることができました。
付ける瞬間少し痛みに似たような感覚がありましたが、私としては2日前の生理痛ピーク時のほうがよほど痛かったので我慢できました。
付けてしばらくは少し違和感を感じましたが、帰宅する頃には違和感もなくなりました。
あくまでも私のミレーナを付けた時の感想です。個人差があるかもしれません。
今回の費用はミレーナとコルポスポピー検査で1万2千円ほどでした。
ミレーナを付けた後の感想
ミレーナをつけてから、断続的に出血が続きます。
といっても、少ない日用の生理用のナプキンをつけておけば問題ないほどの出血です。
私は生理用のナプキンを長い期間つけているとかぶれたりするので、布ナプキンをつけています。
布ナプキンで漏れが心配ないくらいの出血量なので、肌の敏感な方は布ナプキンおすすめです!
だいたい、2、3ヶ月ほどで出血は落ち着くそうです。
今ミレーナをつけて2週間ほど経過しましたが、断続的にごく少量の出血がある以外快適に過ごせています。
また、次回生理が来た時に以前と比べてどのような変化があるのかと、病院で1ヶ月後のミレーナの状態を見てもらう予定でいますのでそちらのほうも報告できればと思います!
ミレーナ装着後1ヶ月経過しての感想
生理5日目にミレーナを装着してからちょうど1ヶ月経過しました。
あくまでも私の個人的な症状としての経過報告をしたいと思います。
生理予定日を過ぎたあたりから、断続的に続いていた少量の出血の量がかなり減りました。
まだわずかに出血はありますが、ほとんど出血がない日もあります。
ミレーナを装着して初めての生理は、特に普段と変わりなく過ぎていきました。
出血はミレーナをつけてからの断続的に続く少量の出血とは明らかに違い、通常の生理の時のような出血がきたので、すぐに生理になったことがわかりました。
量はミレーナをつける前の生理よりかなり減りました。
就寝時でも夜用のパットは必要ないくらいです。
何よりうれしかったのが、痛みがまったくなかったことです。(私個人の感想です)
痛みや精神的なホルモンによる浮き沈みがなく快適に過ごせました。
まだ1ヶ月経過しただけですが、毎月寝込むほどの重い生理痛から開放されて晴れやかな気持ちでいっぱいです!
ミレーナを装着後2ヶ月経過しての感想
ミレーナを装着して2ヶ月が経過しました。
生理日以外の断続的な出血は私の場合なくなりました。
その後きた生理も出血も今までより少なく、あんなに悩まされていた生理痛もなくなりました!
ミレーナを装着して1ヶ月目に訪れた生理よりさらに出血が少なくなっていたので、生理中もジョギングを続けることができました!
今のところミレーナをつけてよかったことしかありません!
また時間が経ち何か変化があれば、こちらに追記していきたいと思います!!
敏感肌の方におすすめなオーガニックコットンの布ナプキン
私は肌が弱いので、生理の時量が多い日はタンポンを使用して、布ナプキンを下に敷いていました。
オーガニックコットンの布ナプキンは肌の弱い方におすすめです!
オーガニックコットンの布ナプキンを使うようになって、生理時の肌トラブルが格段に少なくなりストレスがかなり減りました!