ピルをやめて復活した生理時のイライラには加味逍遙散(生理に効く漢方)

ピルをやめて復活した生理時のイライラには加味逍遙散(生理に効く漢方)

ピルをやめて復活した生理時のイライラ

コロナウイルスで不安な日が続きますね、、、

今私たちにできることは外出を避け、手洗いマスクの徹底と免疫力とできる限り高めておくことだと思います。
我が家も栄養バランス、睡眠はもちろん、子供達には定期的にR1を飲ませたりヤクルトを飲ませるようにしています。

私はというと、最近までピルを服用していたおかげで、生理痛はもちろんホルモンバランスも安定していましたが、血栓の心配がでてきた為ピルの服用をやめた途端、生理痛やホルモンバランスの乱れでしばらく体調が悪い日が続いていました。
ピルをやめた理由はこちら

生理痛を緩和させる市販薬を飲んではいましたが、ホルモンバランス自体の改善をするわけではないので、生理中ずっと続く倦怠感や鈍痛、気分の低下やイライラに悩まされていました。

このままではいけないと改善方法をいろいろ調べました。

本当は病院へ行って処方してもらいうのが一番だと思いますが、コロナの心配などもありよっぽどの問題が無い限り病院にあまり行きたくないので、とりあえず市販薬でも購入できる漢方薬に頼って見ることにしました!

私は病院で服用している薬がないのでそこまで気にせずに漢方を飲む選択をしましたが、服用している薬のある方はかかりつけ医に相談した方が良いと思います!

漢方とは

漢方の基本的な考え方に、「人間の体も自然の一部」という考え方があります。「病気ではなく病人をみる」という考え方で、体の一部分だけにスポットをあてて治療するのではなく、体全体の状態のバランスを総合的に見直すといった考え方です。

漢方では、人の体は「気」「血」「水」の3つで構成されていると考えられています。

気:目には見えないが人の体を支えるすべての原動力のようなもの
血:全身の組織や器官に栄養を与えるもの
水:飲食物中の水分からできた体をうるおすもの

この3つがバランス良くめぐっていることが大切だとされています。
漢方は病気にかかっている人の状態を、体質、病気の状態、環境などを含めたさまざまな角度からとらえて治療します。

そのため同じ病気でも違う漢方を処方されたり、違う病気でも同じ漢方が処方されたりします。

気・血・水と同様に自分の体を調べる物差しと考えられているものとして「五行」というものがあります。「五行」とは、自然界の代表的な「木」「火」「土」「金」「水」の5つの物質を用いて物事の性質を分類した考え方です。

この考えを人の体に応用して、5つに分類したのが「五臓」という考え方です。五臓は、「肝」「心」「脾」「肺」「腎」と分けられ、体を支えるものとして重要視しています。

肝:栄養物の貯蔵、自律神経系の血の流れを調整し、精神情緒や運動神経系のバランスを調整
心:精神、思考、意識、感情、血の生成・運行を行う
脾:消化吸収や栄養物と水分の運搬・筋肉の栄養バランスの調整
肺:呼吸からの気の摂取、皮膚の機能の制御、防衛力の保持、気の生成、水分の調整、免疫機能の調整
腎:成長や発育を担い、老化との関連、深い呼吸、水分ろ過と再吸収の機能、生命エネルギーの貯蔵と生命活動の統括維持

「気・血・水」と「五臓」がしっかり体をさせることで健康でいられるという考えです。

女性特有の症状改善に加味逍遙散(カミショウヨウサン)

精神不安やいらだちのある方におすすめ!
生理痛に効く漢方もいくつかありましたが、私の症状には加味逍遙散(カミショウヨウサン)があっていそうだったのでこちらを選びました。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)は月経異常や更年期障害など、女性特有の症状によく用いられるそうです。
虚弱体質で、手足が冷えやすいのに、時々全身が熱くなったり、肩こり、頭痛、眩暈、動悸、不眠などがあり、精神不安、うつ感、精神神経系に異常があり、微熱が続き、月経異常を訴える人に効き目があり、多様な心身の不調に広く用いられます。

加味逍遙散(カミショウヨウサン)を飲み始めて、ヒステリーもなくなり、月経異常も緩和されたという人が多くいます。月経前症候群の全体的な症状にも効き目があり、下腹部痛や、精神的な異常まで幅広く効き目があります。

主な副作用として、発疹、発赤、かゆみ、食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、下痢などが報告されています。このような症状に気づいたら服用をやめ、担当の医師または薬剤師に相談してください。
また、上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師または薬剤師に相談してください。

次の人は服用前に医師または薬剤師に相談してください
・医師の治療を受けている人。
・妊婦または妊娠していると思われる人。
・胃腸の弱い人。
・今までに薬により発疹・発赤,かゆみ等を起こしたことがある人。

その他生理不順、生理痛に効果のある漢方薬

その他にも生理不順や生理痛などの症状に効果のある漢方薬があります。

・桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)
・当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
・桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)
・温経湯(ウンケイトウ)

桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)

体力はあるものの、のぼせて足冷えなどのある方におすすめ!

婦人病や女性の美容剤としてとても有名な漢方で、男性にもいろいろな炎症疾患に使われます。
生理痛、生理不順、更年期障害、婦人疾患、打ち身、打撲、出血などの炎症などに適用されます。下腹部痛や肩こり、めまい、のぼせ、頭痛、冷えにも効果があります。

当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

体力虚弱で、冷え症や貧血の傾向がある方におすすめ!

体をあたためて貧血症状を改善する漢方で、痛みを和らげたり、ホルモンバランスを整える効果もあり、一般的に女性が用いる事が多い漢方薬です。

体の疲れ、貧血症状、生理不順、生理痛、冷え性、生理前後の不快感、月経前症候群、不妊症、むくみ、めまい、更年期障害、肩こりなど幅広く処方されます。

桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)

のぼせて便秘しがちな方におすすめ!

生理不順や便秘などを改善する漢方で、血行障害、女性の月経トラブルなど血に関する病気の改善によく使われます。血液の循環をよくしたり、不安やイライラをしずめ、便通をよくしたりする働きがあります。そしてホルモンバランスを整える効果もあり、生理不順、生理痛にともなう不安感やイライラ、腰痛、月経前症候群にも効きます。

温経湯(ウンケイトウ)

手足がほてり、唇がかわく方におすすめ!

血行をよくして、体を温め、女性の月経トラブルや月経前症候群に関するトラブル、「血」に関する血流異常を改善する漢方です。乾燥した皮膚を潤したり、ホルモンのバランスも整えてくれます。冷え性で虚弱体質の方に効果が期待でき、一般的に女性向けのものです。生理不順、整理通、腰痛、頭痛、更年期障害、月経前症候群、冷えのぼせなどに効果があり、不妊治療にも用いられることがあります。

同じ生理不順や生理痛でも、その人の環境や体質などで服用する漢方も変わってきそうですね!
とりあえず私の症状には加味逍遙散(カミショウヨウサン)が効きそうだったので、しばらくこちらの漢方を服用して様子を見ていきたいと思います!

とりあえず漢方を服用して1回目の生理は、前回より症状が緩和できたように感じました。
相変わらず生理痛の薬を服用しないといられない痛みは感じましたが、イライラや倦怠感もきになるほどではありませんでした。漢方のおかげかまだ分かりませんので引き続き経過を見ていきたいと思います!!

 

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