突然発症した蕁麻疹
6月終わり頃から突然次男に謎の蕁麻疹が発症しました。
はじめは汗疹かな?くらいに思っていました。
次男自身そこまで痒くも痛くもないらしく、痒い?って聞いても「ちょっと痒いきがするー」くらいに言うのみ。
本人も特に痒くて辛そうにしているわけでないので、以前病院でいただいた汗疹のクリームを塗って過ごしていました。
この蕁麻疹、転々と身体中にできるものの数時間して確認すると消えてしまいます。
蕁麻疹がみえないと病院に行っても確認しようがないためなかなか病院に行けませんでした。
しかしだんだん蕁麻疹のできる回数も増えていきました。
どんなかんじかというとこんなかんじです。
掻いた後みみずばれのように赤くはれます。
数時間するときれいになくなっています。
しかし一週間経ってもなかなか良くならないので、ちょうど蕁麻疹がよく出ていた時をねらって病院に連れて行きました。
結果はやはり蕁麻疹とのことでした。
食べるものも普段とかわったものを食べさせていない。
生活環境も変わっていない。
薬ものんでいない。
発熱などなく内臓の病気の疑いもない。
どの原因もあてはまらなくなんだろうと不安に思っていましたが、小児科の先生はよくあることとのことでした。
かゆみ止めのクリームとアレルギーを抑えるシロップ(ザイザルシロップ)をいただきました。
保育園で定期的にみていただいている皮膚科の先生の診断も小児科の先生と同じでした。
本人がかきむしるなどしておらず、発熱などもないためそこまで気にしなくても良いとのこと。
ひとまず二人の先生の診断が同じで、様子を引き続きみていればよく、特に何か治療する必要はないとのことで安心しました。
蕁麻疹とは
皮膚の一部が赤くくっきりと盛り上がりしばらくすると跡形なく消えてしまう病気。
痒みを伴いますが、チクチクした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴う場合もあります。
数十分から数時間以内に消えるのが普通です。
中には半日から1日くらい続く場合もあります。症状が激しい場合には、次々と新しく出没することもあります。大きさは1〜2mmくらいのものから数十cmくらいのものまで様々です。
一般的に食べ物や薬に対するアレルギー反応で起こることが多いようですが、その他感染、運動や暑さ、寒さといった刺激、圧迫や日光などによっても起こります。
以下の症状が蕁麻疹とともに、あらわれた際は、全身管理ができる医療機関での治療が必要な場合があります。
・呼吸困難や喘息のような呼吸音
・喉の腫れに伴う、嚥下困難や声枯れ
・顔や唇、瞼などのむくみがある場合
蕁麻疹が発症した場合は、「喉がむず痒くないか」、「呼吸は苦しくないか」、よく観察することが大切です。
蕁麻疹の原因
食物が原因の場合
食物 魚介類(サバ、サンマ、マグロ、エビ、カニなど)
肉類(豚肉、牛乳、鶏肉など)
卵、乳製品(鶏卵、牛乳、チーズなど)
穀類・野菜(大豆、小麦、ソバなど)
食品添加物(人口色素、防腐剤・パラベンなど)
薬剤が原因の場合
抗生物質、解熱鎮痛薬、咳止めなど
植物・昆虫が原因の場合
イラクサ、ゴム、蜂など
※触れたり刺されたりして起きます
感染症が原因の場合
寄生虫、真菌(カビ)、細菌、ウイルス
物理的刺激が原因の場合
機械的擦過、圧迫、寒冷、日光、温熱、振動
運動・発汗が原因の場合
内臓・全身性疾患(血液疾患、膠原病・血清病など)
疲労・ストレス(身体的なもの、精神的なもの)
誘因が明らかでない蕁麻疹
次男の蕁麻疹は1ヶ月以上つづいていたので慢性的な蕁麻疹なんだそうです。
蕁麻疹患者さんの約70%では誘因が明らかにならないんだそうです。
このタイプの蕁麻疹は毎日のように自発的に症状があらわれます。
特発性の蕁麻疹のうち発症して1ヵ月以内のものを急性蕁麻疹、1ヵ月以上持続するものを慢性蕁麻疹といいます。
次男の蕁麻疹も原因がわかりませんでした。
しかし最近、保育園に常駐されている看護婦の先生がシャワーを浴びた後落ち着くことが多いことを発見してくださいました。
さらに最近涼しくなってきたせいか、蕁麻疹もかなりできなくなってきました。
もしかすると次男は物理的刺激(機械的擦過、圧迫、寒冷、日光、温熱、振動)か運動・発汗などで蕁麻疹がでていたのかもしれません。
とにかく最近は蕁麻疹も落ち着いてきていホッとしています。
本当の原因だったのかはまた来年の夏に確認する他ありませんが。。。
まだたまに蕁麻疹は出ていますので、引き続き注意して様子を見て行きたいと思います。
本当蕁麻疹って原因がさまざま。
特定がむずかしいんですね。。。
蕁麻疹とは関係ありませんが、保育園の先生や常駐している看護婦さん、定期的にみてくださる皮膚科の先生、皆さん次男の蕁麻疹がよくなるよう気にかけてくださいました。
本当に良い保育園です。
そんな環境で生活できて次男も私も本当に幸せ者です。