認証保育園に預けた経緯
認証保育園に、長男を通わせていた時のことを振り返りたいと思います。
私は長男を、2園の認証保育園に預けたことがあります。
本当はあまり保育環境を変えるのはよくないのですが、1度目は認可保育園に落ちたから、2度目は家を建てて引っ越しをした為やむなく転園させました。
その後認可保育園に預けることになりましたが、そちらと比べてもどちらの認証保育園も素晴らしい保育園でした。
そこで2園の経験ではありますが、私が認証保育園を選んだ時に何をはじめにチェックしたかのお話をさせていただければと思います。
認証保育園とは
東京都独自の基準による保育所です。
国の定める認可保育所の設置基準は、大都市では定員や敷地面積などで実現が容易ではない要件が含まれるため、東京都では基準を緩和したうえで、立地や開所時間などの面で、共働きやひとり親世帯などの利便性を考慮した認証保育所制度を、2001年(平成13)に創設しました。
認証保育所では、0歳児と1歳児の1人当りの基準面積が2.5平方メートル(認可保育所は3.3平方メートル)まで緩和され、駅前などに設置しやすくなりました。
また、0歳児の保育と原則13時間以上の開所が義務づけられています。
認証保育所は二つのタイプがあります。
駅前での設置を基本とするA型保育所は、定員の20~120人のうち、0~2歳児が2分の1以上を占める必要があります。
自治体と利用契約を結んだ認可外施設を利用する保育室制度からの移行を基本とするB型保育所は、小規模な家庭的保育所として位置づけられ、定員は6人~29人までで、0~2歳児を対象としています。
保育所の運営費の一部は都と区より補助されています。
保育料は保育所が設定するが上限があり、通常7~8万円ほどです。
入所希望者は、申し込み、保育料の納付ともに、直接保育所に行います。
契約時に保護者に「重要事項説明書」を渡し、サービス内容や施設の概要などを説明することが義務づけられています。
認証保育園のホームページを確認する大切さ
・運営している会社の資本
・保育方針
・年間、1日のスケジュール
まず、資本がしっかりしていると先生の確保や施設もしっかりされているところが多いと思います。
認証保育園を何園も見学させていただきましたが、ホームページがなかったり、保育方針や環境に関して載せていない園は、やはり見学した際も先生が明らかにキャパオーバーになっている雰囲気がでていたり、おやつの時間でもないのに床におやつのクズが大量にちらばっていたりしていることがありました。
ホームページに保育方針や1日、年間のスケジュール、園の様子がしっかり載せてある認証保育園は、見学にいっても園の部屋の様子もすべてみせてくれました。
まずはサイトをくまなくチェックするとこが大切だと思います。
そして見学にいく時にしっかり園内を見学させてもらいましょう。
特に未満児さんを預けることの多い認証保育園は、子供がちゃんと園での様子を話してくれるわけではないので親が安心して預けられる環境か、しっかり見極めることが大事です。
ここより長男を預けた認証保育園の感想をお伝えできればと思います。
グローバルキッズ
グローバルキッズは最近では認可保育園も出てきていますよね。
その話を聞いても納得の素晴らしい園でした。
小規模なので広さは限られていながらも木を貴重としたあたたかな作りで、見学した際も掃除がきれいにいきとどいていました。
こちらの見学前の園はお菓子の食べこぼしがそのままになっていたり、園内が雑然と(言い方を変えるとかなりぐちゃぐちゃしていた。。。)していたので余計感動しました。
当時グローバルさんは認証保育園しかなかったと思います。
私の預けていた園では慣らし保育も一週間のうちに完了しました。
一時保育にも対応している園でしたので、先生が慣れない環境にいる子供の扱いがすごく上手だった印象があります。
当時オムツは自宅から名前を書いて持って行っていました。
今はどうなっているかはわかりません💦
認可などになったので変わっているかもしれませんね。
使用した後のオムツは園で処分してくれます。
お昼のご飯やおやつもみせてくれましたが、どれもとても美味しそうでした。
また、お散歩にもいろいろなところに連れて行ってくれました。
一番感動したのは運動会です。
未満児さんの運動会は簡単にすませる園もあるかと思いますが、こちらは月齢に合わせた競技をしっかり考えてくださっていました。
また、子供達の保育でお忙しい中とっても可愛い衣装もつくってくださいました。
親のカメラを握る手にも熱がはいるってもんです!
すごく楽しい運動会となりました。今でもよく覚えています。
うちの長男は入場の際大きなベビーカーから出ず大泣きしていました。
憎まれ口をたたく今となっては、あれは幻だったのでは💦
と思うくらい泣き虫で可愛かったです。
きっとこの素敵な運動会も、豊富な保育経験のナレッジがどの園にも共有されているから出来たのかもしれませんね!
こちらには半年ちょっとの在園でしたが、転園する際も息子の写真と切り取ったとっても可愛い贈り物をプレゼントしてくださいました!!
キッズパオ
パオには一年半ほどお世話になりました。
途中転園で不安な長男でしたが、すぐにお友達もでき楽しく通うことができました。
それはきっと先生方が他の子に馴染むよう気にかけてくださったおかげだと思います。
こちらの園も、園庭がないので天気の良い日は毎日いろんな公園に工夫してつれていってくださいました。
また、音大生の方を招いて演奏会や、クリスマス会、餅つき大会などさまざまなイベントも忙しい中とっても積極的に開催してくださいました。
どれも親の負担になるものではありませんので楽しく参加さてていただきました。
また、ご飯にはプラスティックなどの食器ではなく陶器の食器をあえて使います。
でもみんな上手に食べていました!!
お誕生日には親を招いてお誕生会をしてくれます。
1才クラスの時は手作りのケーキを囲みお祝いしてくれるのですが、みんなお祝いの歌よりケーキを凝視していて先生の歌無視でケーキを食べたすぎる様子がすごく可愛かったです。
お祝いの歌が終わるとみんな一斉にケーキを食べていました!
2才クラスになるとすごいです!
ケーキを凝視して歌を無視していたみんなが、一緒にお祝いの歌をうたって拍手をしてくれました。
ケーキにかぶりつくのは相変わらずですが、その前の態度が全然違っていました。
そんな息子だけではく、クラスみんなの成長を肌で感じ感動しました。
この園のすごくありがたいサービスとしては、園で着る服を洗濯してくれるところです。
今でもやってくれているサービスなのかは不明です💦
4年前まではやってくれていました!
季節ごとに数枚服を園に預けると洗濯をして着せてくれます。
普段の着替えの準備がないので毎日の用意がすごく楽でした。
オムツはなくなるとパックごと渡していたと思います。
一枚一枚名前を書いて渡すことはありませんでした。
長男が認可保育園に受かり通い始めてもしばらくはパオがいい!!と泣くほど大好きな園でした。
この後通った認可園も素晴らしい園でしたが、それに負けないぐらいどちらの園も素晴らしい保育園でした。
また、認証保育園は働くお母さんでも保育ポイントが上位で入れたお母さんばかりではないので、いろいろな環境のお母さんがいて話していてもとても楽しかったです。
そして保育の規則も認可保育園より柔軟な印象がありました。
認可保育園ではお母さんがお休みの日は9時ー16時までの保育など決まりがきっちりあるかと思います。でも風邪をひいている時それだとちょっとつらいですよね、、、
そんな時認証保育園は16時までに行かなければいけないというのはなかったので助かりました。
もちろん親が何もない日はなるべく子供も休ませてあげるべきですが、たまにリフレッシュしたり、役所関係の手続きを済ませたり、風邪のときにはゆっくり身体を休ませたい、、、
美容院だって行っておきたいし、病院にも行きたい、、、
溜まりに溜まったお母さんの用事だって済ませたいんです!!
お父さんが土日おやすみ方ばかりじゃないですもんね。
そんな時って多々あります、、、
そういう親の状況に認証保育園の方が寄り添ってもらえやすい印象がありました。
今は私が預けていた時以上に保育料の助成も充実してますので、保育ポイントが満点にならない方は認証保育園に初めから預けるつもりで早めに行動されるもの良いかなと思います。
長男の通っていた認証保育園では、卒園後は延長保育のある幼稚園に行かれた方がすごく多かったです。
中には認可保育園にもダメ元で申し込んでおいて幼稚園にも申し込みしていた方もちらほらいました。
もし認可保育園が受かれば、幼稚園に申し込み時収めてある入園料が返金されないのが辛いと言っていました。
たしかに、、、、
全部こども園になってしまえと願うばかりです!!!
待機児童問題もまだまだ解消されませんしね。
その認可保育園と延長のある幼稚園両方申し込んだ方は、結局保育園に落ち幼稚園に通わせていました。
やっぱり保育ポイント最低でも満点いるんですよね。
その方は在宅で仕事をされていたんですけど、なぜ在宅だと保育ポイントが会社員より低い場合が多いのかは今だに納得いきません。
当時会社員の私でもこれは違和感をすごく感じました。
在宅でも不利にならなかったりする区もあるらしいけど、、、
とにかく、区によって基準かえるの本当やめて💦
この時期育児と仕事の両立でいつも不安なママに追い討ちをかけるこの情報の錯綜具合。
最近になっても同じような悩みを職場で聞きました。
統一してわかりやすくなる日はくるのでしょうか。
以上となります。
園選びの参考になれれば幸いです。