同じワーママでも環境はさまざま
同じワーキングマザーでも仕事内容や役割、夫の協力、育てている子供の人数や年齢などで本当考え方も生き方もさまざまですよね。
当たり前なんですけどね!
今は少子化対策として少しずつですが国や都、自治体も働くお父さん、お母さんに寄り添った制度に改革が進んでいますよね。
最近これはありがたい!
と思ったのが、私の住んでいる区では、3歳になる年度末までしか時短勤務が許可してもらえなかったのが保育園にいる間一定の基準(たしか実働6時間以上?)以上働いていればそのまま保育園に通えるようになったことですね。
これはすごくすごくありがたいことです。
時短勤務していても通勤に片道1時間使う方も多いはず。
結局8~9時間移動と仕事に使っているんです。(それ以上の方も多いはず)
3歳で時短勤務解除となると7~8時間+通勤時間です💦
まだまだ帰宅後もお母さんに甘えたいさかりの3歳児相手に、仕事から帰って家事育児😢
これでは第二子を考える暇もありません。
考えるのすら放棄してしまいます。
それが年長まで時短勤務ができるとなれば、前向きになれるというものです。
しかし、会社の義務として原則時短勤務に対応しなければならないのは3歳まで。
ですので時短勤務が使えるのが、3歳までという会社も多いのではないでしょうか。
私が以前勤めていた会社は、働くママも多く女性の出産、育休にも理解がありとても良い会社でしたが、会社側の制度で時短勤務を使用できるのが3歳まででした。
そこからフルタイム(8時間勤務)に戻らなければなりません。
我が家は夫が激務、役職もあり責任も私よりずっと重い。
なにより年収が圧倒的に夫にありました。
当然私が育児にあわせなければなりません。
本当にやりがいのある仕事でした。
プロジェクトリーダーでしたので、子供が病気の時でも休めません。
なんとか病児保育を駆使し、夫もできる限り協力してくれたので午前中だけみてもらったりして会社に行き作業指示だけして帰宅したり。
とにかく半休でも3時間だけでも、会社に行き作業者の方の迷惑にならないようにしました。
大変でしたがやりがいがあり楽しかった。
でも両方はよくばれない。。。
子供との時間、仕事をする時間。
1日は24時間です。限りがあります。
ずっとやってきた仕事です。辞めたくない。
すごくすごく悩みました。
そして長男が年長になる頃会社を退職しました。
理由は就学前に家庭学習とコミュニケーションを、いよいよしっかり取るべきだと感じたからです。
保育園側も気にかけて鉛筆の持ち方など練習してくれました。
でもやっぱり家庭学習も必要です。
字は書けなくても良いと保育園側が小学校に確認してくださいましたが、結局入学当時皆一通りのひらがなは書けています。
ひらがなの勉強もすごいスピードで進みます。
まったく勉強しなくてよいわけないんですよね。
特に長男は早生まれで、成長が周りより遅い為より気にかけてあげたいと思っていました。
結局退職したその会社でも、長く働けているお母さんは実家の協力や夫の協力が手厚くある方ばかりでした。
我が家も姑が同居はしていますが、後期高齢者で身体も弱い為そこまで育児を協力してはもらえません。
というかそれを頼むのは酷というものです。
気軽に頼める環境の方が本当に羨ましいですが、比べるだけ無駄です。人は人、自分は自分!
比べるとなるともっと過酷な中頑張られている方もたくさんいるかと思います。
贅沢だと言われればそれまでです。
でもこれが現実ですし、実際私はやりたい仕事をそのまま続けることはできませんでした。
会社を退職後、引き続き時短社員として働いています。
当然以前のような立場ではありません。
やりがいやスキルの停滞への焦りはあります。
でも、それに代え難い子供との時間が以前より取れるようになりました。
家庭学習にも気をかけられるようになり、次男の保育園のお迎えも一番遅いことがなくなりました。
これはただの一例です。
でも私は仕事に一番やりがいを感じ、楽しくなってきた頃にそれをセーブしなければなりませんでした。
これは思っていた以上につらいことです。
いつか下の子が小学生になり落ち着いたらきっと、、、、
という思いはなくなりません。
仕事も育児も両方満足いくことって本当に難しいですね。
でも子供たちの笑顔をみるとこれで、よかったと今は思っています。
(退職した時に同じチームの方達からいただいたお祝い。本当に良い会社でした。)