インフルエンザになったけど予防接種をしておいてよかった話

インフルエンザになったけど予防接種をしておいてよかった話

インフルエンザに初めてなった長男

息子たちは保育園の頃かから毎年インフルエンザの予防接種はかかしませんでしたので、兄弟共々今までインフルエンザになったことがありませんでした。
通っている保育園では予防接種を受けている子がかなりいます。
アレルギーで打てない子などを除いてできるだけ予防接種を打ってもらうように進めているので、今まで保育園では長男が通っていた頃からの4年間をみていても、そこまでのインフルエンザの広がりを感じたことがありませんでした。
しかし、より集団生活の強い小学校は違いました。
長男の通っている小学校では、学級閉鎖になっているクラスが出始めてきていて、仲の良い学年の違うお友達も次々とインフルエンザにかかり、小学校でのインフルエンザの広がりのすごさを実感しました。
そして長男もこの勢いにのまれあっけなくインフルエンザになりました、、、
寒くなってきた時期と重なっていたので、初めは風邪なのかな、、、と家にある子供用の風邪薬をのませていましたが、その日の夜に熱が39度まで上昇。
これは普通の風邪じゃないかもと翌日小児科に看てもらいました。
結果、インフルエンザA型にかかっていました。

やっぱりかという気持ちもありましたが、思っていたより長男の症状が軽かったので先生に話した所、予防接種を1回目受けていたおかげかもと言われました。
この意見にも賛否両論あるようですが、今回私が長男を看病していて、確かにインフルエンザというわりに症状が軽いなと感じました。
実際予防接種を受けるということは「弱い無害に近い菌で擬似的に罹患して耐性をつける」ということらしいので、耐性がついていた長男はそこまで症状が重症化せずに済んだのかもしれません。
同じ人間でインフルエンザの予防接種を受けてなった場合、受けずになった場合で比べていないので正確なことはいえませんが、同じ時期にインフルエンザにかかった周りの子の症状を聞く限り、長男はかなり症状がかるく済んでいるようでした。

長男のインフルエンザの症状

1日目

夕方過ぎに顔が赤らんでいたため体温を測った所38度熱が出る。
家にあった市販の子供風邪薬を飲ませ、早めに就寝。
食欲はいつも通りで下痢など変わった症状は特にない。

2日目

朝の体温は39度。
食欲もあり顔が少し赤い以外は元気そうにしていました。
仕事がどうしても抜けられなかった為、午前中だけ出社。
おばあちゃんに日中見てもらい午後の診察で小児科を受診。
結果、インフルエンザA型発症。
夜薬を飲むと体温は37度まで下がりました。

3日目

朝の体温は36.8度。
随分だるさもなくなってきたようで普段とかわりないくらいまで元気になる。
食欲もあり下痢など他の症状はなし。
夕方仕事から帰っておばあちゃんに様子を聞いても元気そうとのこと。

4日目

朝の体温は36.4度。
体調もすっかり元どおり。
食欲もあり、学校に行きたそうにしていましたが、発症から5日かつ解熱から2日間は学校にいけないので今週はお休みすることに。
この日は学校の保護者会だった為、学校で先生に症状の報告とたまっていた宿題を貰って帰る。
元気だったので宿題をすこしずつはじめることにしました。

5日目

朝の体温は36.4度。
薬は5日分もらったものを飲みきるようにいわれていたので粉薬を頑張って最後までのませました。
食欲も体調もいつも通り。
心配していた弟にも移ることもありませんでした。

始めの発熱時にはすこしだるそうにしていましたが、それ以外は元気そうにしていました。
食欲もあり薬も粉でしたが、頑張って飲みきることができました。
鼻水が少しでていましたが、くしゃみが症状になかったのがよかったです。
くしゃみの症状はありませんでしたが、ずっと長男にはマスクをしてもらいました。
お風呂は兄弟別々に入れ、長男が使用した食器を次男が使わないように気をつけました。

インフルエンザの予防接種の大切さ

・インフルエンザにかかる確率が下がる
・インフルエンザにかかっても症状が軽くなることが多い
・インフルエンザ脳症を発症する確率が下がる

とにかくインフルエンザになる確率を低くすることが大切ですね。
しかし、予防接種してもインフルエンザにかかり症状も重い場合ももちろんありますので一概にいえませんが、今回長男は軽い症状で済んだので、私はリスクをなるべく低くするためにもこれからもできる予防はしていこうと思いました。

インフルエンザ脳炎・脳症とは

インフルエンザにかかった幼児に、けいれん、意識障害、異常行動などの急速に進行する神経症状がみられ、さらに、血管が詰まったり、多くの臓器が働かなくなり、その結果、命に関わる重篤な疾患をインフルエンザ脳炎・脳症といいます。
脳炎と脳症との鑑別は厳密には難しいですが、一般的に、脳内に直接ウイルスが浸潤して、炎症を起こす場合を脳炎といい、脳内にウイルスが検出されず、過剰な免疫反応が見られる場合に脳症と診断されています。
脳症の発症は急激で、インフルエンザに罹ったその日から1~2日くらいで発症します。約80%が発熱後、数時間から1日以内に神経症状が見られています。わずか1日足らずのうちに重症になることもあります。朝に発熱したら、夜は人工呼吸器を装着していたというようなこともあります。特に有効な治療法もなく対症療法のみです。
残念ながら、インフルエンザに罹った場合、どのような時に脳症になるのか予測する手段はありません。
脳症は、A香港型でよくみられますが、A(H1N1)2009やB型でも見られます。なぜか日本に多く見られます。

参考サイトはこちら

 

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